1961-06-01 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第41号
○柏原政府委員 ただいま総務長官からお答えがございましたように、調達庁といたしましても、106等のさらに高度の音を発する飛行機が配備された場合を予想して、いろいろな被害に対する補償の措置を講じていかなくちゃいけないということで、始終その方向に向かっての検討をしておるわけでございます。
○柏原政府委員 ただいま総務長官からお答えがございましたように、調達庁といたしましても、106等のさらに高度の音を発する飛行機が配備された場合を予想して、いろいろな被害に対する補償の措置を講じていかなくちゃいけないということで、始終その方向に向かっての検討をしておるわけでございます。
○柏原政府委員 八十フォン以上の騒音に対しまして、一般的にその騒音被害に対して補償することを実際やっておるかというお尋ねだと思います。調達庁といたしましては、学校とかあるいは病院に対しましては、御承知のように防音工事を施行しております。それから騒音によって、たとえば漁場に影響を与え、そのために漁獲高に減少を来たしたといった場合に、その減少被害に対しまして補償をいたします。
○柏原政府委員 ただいま申し上げました事例で、種類としては尽きるわけでございます。件数は別であります。 それで、先ほどからいろいろとお話のございまする、人体に対する被害というものに対する補償をどうしているか、これは調達庁といたしましても非常にむずかしい問題でもございまするので、ただいままでのところは補償をいたしておりません。
○柏原政府委員 お答えいたします。 三十四年度が、日数にしまして八十七日でございます。三十五年度は、手元の資料が四月から十二月までの資料しか持ち合わせがございませんが、この間の日数が百三十日でございます。それから定員数は、そのつど増減がございますが、大体千五百から最高のときで二千五百くらい、これも延べ人員で一応数字を申し上げておきます。
○柏原政府委員 ことしに入って早々だったと思います。
○柏原政府委員 102も配備されております。
○柏原政府委員 オーバーランは千フィートであります。
○柏原政府委員 補助額の算定の問題でございますが、まず木造の校舎に対しましては、A級とB級というふうにクラスを分けております。B級というのは、窓ワクを一つだけふやします。A級というのは、そのままで防音工事をやる。B級の方は、二重窓にして防音工事をやるというような考え方であります。どうしてそういうふうに区別しているかと申しますと、いわゆる騒音の強度によって、そういった方式に分けております。
○柏原政府委員 ただいま長官がお答えいたしましたように、三十六年度以降の全体計画については詳細な数字をまだつかんでないのございますが、大体、見当といたしましては、三十五年度分を入れまして、ほぼ50%程度の工事が済むのではないかというふうに 一応は考えております。しかし、今後詳細に検討いたしまして将来の金額も確定いたしたい、かように考えております。
○柏原政府委員 演習期間中におきまする漁業の補償につきましては、平年における漁獲高によりまするところの漁業収入に対しまして、演習に基きまして漁業ができないということによる漁業の所得の減少に対して補償をいたしております。
○柏原政府委員 実は、農林漁業金融公庫とか、あるいは開発銀行とか、あるいは中小企業金融公庫とか、政府関係の金融機関がございます。それで北海道開発公庫も政府関係の金融機関でございますので、従来の政府関係金融機関の融資対象としているものにつきましては、できるだけ開発公庫からは資金を供給しない。
○柏原政府委員 この開発公布から融資いたしますのは、対象は法人に限るのでございまして、協同組合その他につきましては、融資の対象にしないことになろうと思います。
○柏原政府委員 ただいま大臣が申し上げましたことと私の申し上げることと大体趣旨は同じだと思いますが、表現の仕方が多少まずいところがあると思いますから私敷衍いたします。開発計画につきまして総合的な計画は北海道開発庁長官がこれをきめるということになっております。
○柏原政府委員 ただいま木村委員からお尋ねになりました、事務的に連絡を密にするということはどういうように進んでおるかというお尋ねでございますが、木村委員が私の方の政務次官をしておられましたときにそういったお話がございまして、私もその意を受けまして、関係の課長とも十分相談をいたしまして、その中にただいま大臣からお話がありました通り、各省の次官その他直接関係のない省庁の局長その他にもお集まりを願いまして
○柏原政府委員 公聽会は、文部省が開くのではなくて、法的には國会が開くことになつておるのであります。教育委員会法が通りましたときにも、非常に重要だというので、学生、教員、村長あるいは父兄代表等、各方面の方方の公聽会を開きまして、あの公聽会の意見を参考にして、数箇條かえたためしもあるのでありまして、そのくらいのことは当然できていいと思うのであります。
○柏原政府委員 学生自治会の筋の通つた要望に対しましては、なるほどと思う点もございますが、法律案の基礎をこしらえる場合に、文部省だけで立案する場合もありますが、御承知のように、関係方面との折衝も非常に重要でありまして、まだ形ができておらぬ時分から一般に公開いたしましたら、ぐるりからいろいろな意見が出てなかなかまとまらぬだろうと思います。
○柏原政府委員 もちろん、思想というものは白色ではありません。しかしあなたの人生観からいえば、どんな思想でも階級性を持つとあなた方は申したいのだろうと思いますが、私たちはあらゆる階級性を越えた眞理もあるだろうと信じております。
○柏原政府委員 法律案にスペルを入れたことは今までないのでありますが、何もないからといつて、否定するわけじやありませんので、よく研究してみます。
○柏原政府委員 具体的ないろいろな問題がたくさんありまして、こういう場合はこうと一々関係方面と折衝して、詳しいものができておりますから、篠原課長からお答えいたします。
○柏原政府委員 その点につきましては、大分ラジオなんかで放送しまして、問題になつておるのでありますが、文部省として早速運輸省に参りまして交渉いたしました。事の起りは学生諸君が通学だけに使うのはけつこうでありますが、映画に見に行つたり遊んだりすることに濫用する者も若干ある、こういうことは大いに自粛してもらいたい。自粛すれば從來通りで行こう、こういうことであります。
○柏原政府委員 期限につきましてはございません。当分その氣づかいはなかろうと思います。
○柏原政府委員 國会は國の最高機関でありまして、文部省はでつちみたいなものであります。そこであなた方が主であつて、あなた方がこうしろとこの法案できめていただく通り忠実にやるのでありまして、積極的に、國会を無視してこちらが立法するという権能は、私たちにはないのであります。それではつきりすると思います。
○柏原政府委員 私が申しましたのは、專門家の意見偏重というつもりで言つておるのではないのであります。國会できめたら、專門家等がかりにさばいても押えてしまうのかという御質問に対しまして、宗教とか藝術とかいう問題は多数できまらぬ場合もあるということを申し上げたのであります。それは古今の歴史が証明しておるのであります。
○柏原政府委員 先ほど長々申しましたが、その結論は國会の決議を尊重する。そのようにきめるのが当然であると最後に申したはずであります。
○柏原政府委員 出版が自由になりまして、雜多な雜誌、出版物が出ておりますが、行政官廳としましては、内容のよしあし、道義の程度ということについては、現在の法律等ではこれにタツチできないことになつておるのでありますが、ただ文化向上のために、價値ある藝術とか、宗教とか、あるいはまた音樂とかいう高度な社会教育をして、大衆の道義観念が自然に向上するような方法をとる以外に、行政廳としてはいかんともなしがたい。
○柏原政府委員 前のお説に対しまして、憲法十二條には今の公共の福祉と基本的人権の関係もある程度明示してあります。憲法第十二條には「憲法が國民に保障する自由及び権利は、國民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、國民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」
○柏原政府委員 現在の段階におきましては、変な書物、猥褻なものが出たりいたしまして、不適当なものも事実出ておりますが、それを今日法的に取締るものがないので、本を書いたり出版する者の自粛にまたなければならぬのであります。
○柏原政府委員 ただいま議題となりました文部省設置法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 先般政府の行政機構刷新の方針が確立され、それに即應しまして、文部省の機構を簡素化すること、戰後の教育の民主化を推進するにふさわしい中央教育行政機構を設ける必要から、今回この文部省設置法案を立案いたした次第であります。
○柏原政府委員 今回各省の設置法案が出るのでありますが、特に文部省設置法案に対して文教の重要性ということの宣言を書くことは、私はどうかと思うのであります。どこの省でもみな重要なのでありまして、特に教育の重要性という宣言を法律に入れるのは適当でないと私は考えます。
○柏原政府委員 お説の通りでありまして、今までは監督という面が強かつたので、教育の技術とか情熱信念の強い人、必ずしも行政面のエキスパートでなかつたわけでありますが、今回は多小かわつて、監督というよりも指導、助言でありまして、仕事がかわりますから、将来は実際教育面の経験者が文部省にふえて來るだろうと思うのです。
○柏原政府委員 これは総括的な大きな問題でありますが、文部省が今まであつた予算を減らされておること、交渉がへたであることは、歴史的な事実であります。
○柏原政府委員 御趣旨は承りましたが、比較的新しいものでもありまして、またその内容が十分わかりませんことでありますから、よく調査いたしたいと思います。そして必要でありましたならば、あの礎石をとりのける場合に適当な方法を講じたいと考えております。 —————————————
○柏原政府委員 今私のいたしました答弁は、全般的に分館を設けるということが問題になつておるので、特に福岡だからいかぬとか、いいとかいう問題ではないのです。
○柏原政府委員 この陳情に対しましては、文部当局としましては、この陳情の御趣旨に沿いたいと思つて今努力しております。昨年衆参両議院におきましてこれの存置の請願が出まして採択されておるのでございます。これは昨年の春ごろから文部省の中で宗務課がなくなる。
○柏原政府委員 ある程度秘密にして、お互い議員だけで話合いをする方が、結論においていいと考えるのであります。代議士会におきましても、また委員会においても、秘密会をやる例はたくさんあるのでありまして、すべてあけつぱなしにして公開せよという理由もありましようけれども、私どもとしては秘密でやるのが適当だと思うのであります。
○柏原政府委員 項目別の詳しいものを、今各委員の方に配付いたしますから、それについて他の政府委員から各項目別に御説明申し上げます。
○柏原政府委員 けつこうです。